2007年5月20日に八重洲出版から 発売されました。 |
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真の板金修理技術を絶やすな!
昔気質の板金職人はハンマーと当て盤、そして酸素溶接 |
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しかし、時代は大量生産、大量消費の 時代に突入していく。できるだけ早く、 楽に数多くのクルマを板金修理するための 技術が幅を効かせるようになり、激しく凹ん だフェンダーをたたき出す、腐った部分を 切り継ぐといった手間がかかる効率の悪い [ 板金修理技術は次第に廃れ、ボディ パーツの貼り替えが主流となって久しい。 ご存じのとおり、旧車はボディパーツの入 手が困難だ。旧車を維持し続けるため には、元々付いているボディパーツをいか にうまく修理するかがカギとなる。そこで |
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脚光を浴び始めたのがかつての板金修理 技術だった。八武崎氏は、昔日の板金 修理技術を継承し続ける希少な板金職 人。使い捨て時代を苦々しく横目で見て いた氏は、この技術を少しでも多くの若い 板金マンに知ってもらいたいと作業のカン どころを披露してくれることになったのである。 今回、八武崎氏が取り組むのはハコスカの フロントフェンダー。事故でグッシャリつぶれて しまったモノを完璧に板金修理していく。 |
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作業は荒出し、均し作業に加え、鉄板に問題がある部分の切り継ぎなど。 一連の作業をご覧いただければ、真の板金修理とはどんなものかがわかる だろう。 |